AOMORI CIDRE
アオモリシードル
りんごのお酒「シードル」
シードルはりんごを原料にしたヨーロッパ生まれの発泡性果実酒のことで繊細な泡立ちとすっきりとした飲み口が特徴です。アルコール度数が低いため、お酒が苦手な方でもお楽しみいただけます。A-FACTORYシードル工房は、シードルを通じて青森りんごの新しい魅力を発信したいという想いで生まれました。工房内には8個の醸造タンクがあり、各種アオモリシードルとアップルソーダを醸造しています。 ガラス張りの「魅せる工房」はシードルの醸造工程をご覧いただく事が出来ます。
素材(青森りんご)の紹介
青森のりんごの栽培の歴史は、130年ほど前に遡ります。寒冷地の青森県では稲作の栽培が難しかったことからりんご栽培が始まり、現在では日本だけでなく世界を代表する生産地として知られるようになりました。5月にはほのかにピンク色を帯びたりんごの花が一面に咲き誇り、美しい景色が広がります。青森を代表する「ふじ」は、海外でも「Fuji」の名で栽培され、世界一生産量の多い品種になりました。この成果は、おいしいりんごを作るために、日々の研究を重ねた青森の生産者の方々の情熱の賜物なのです。
シードルの作り方
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1.原料受入
シードルの原料となるのは、100%青森県産のりんごだけ。地元の果樹園から、より選られた新鮮なりんごが届けられます。
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2.仕込み
洗浄 りんごを「洗浄コンベア」にのせて、きれいに洗います。
破砕 洗ったりんごを、「破砕機」という機械で細かく砕きます。
搾汁 細かく砕いたりんごを「プレス機」でつぶして、果汁をしぼります。
移送 絞ったりんご果汁を、ポンプで「発酵タンク」に移します。 -
3.発酵
「発酵タンク」に貯めた果汁に酵母を加えて、発酵させます。
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4.清澄・熟成・安定
オリ下げ 発酵の過程でできてくるオリを、発酵タンクの底に沈殿させます。
オリ引き 発酵タンクの底に沈んだオリと、上澄みを分離させ、「貯酒タンク」に移します。
熟成 「貯酒タンク」の中で熟成させます。 -
5.ろ過
「貯酒タンク」の中で熟成させたら、ろ過機にとおして、丁寧にろ過します。
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6.ガス圧調整
「耐圧サーマルタンク」に移したあと、冷やして、炭酸ガスを加えます。これで、シードルの出来上がりとなります。
※Traditionelleシードル(ビン内二次発酵シードル)のつくり方
工程5の後に、ビンの中へ酵母を加え、そのままビンの中で二次発酵させます。自然発酵による炭酸ガスを含んだ、とても手間と時間のかかる高級シードルとなります。 -
7.ビン詰め
ビン内部リンス まずはビンの内側を、「リンサー」という機械できれいにすすぎます。
ビン充填 きれいに洗ったビンの中に、「打栓キャッパー」を使って、キャップをはめます(シードルの種類により、コルクで栓をするものもあります)。 -
8.熱処理
ボトル詰めしたシードルを、加熱殺菌します。
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9.ラベル
「半自動タックラベラー」を使い、ビンの表面にラベルを張り付けていきます。
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10.貯蔵
ビン詰めされたシードルを貯蔵します。
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まめ知識
りんご果汁を発酵させ、さらに蒸留・熟成させると、よりアルコール度の高いアップルブランデーになります。
アオモリシードル商品詳細
【A-FACTORY工房】
「シードルを通じて”りんご王国青森”を盛り上げていこう!」という思いで2010年に開業。
青森県産ふじとジョナゴールドを使用し、絶妙なバランスで配合。
弘前吉野町シードル商品詳細
【弘前吉野町工房】
日本のシードルの発祥の地とされる「青森県弘前吉野町」に2020年に開業したシードル工房。
A-FACTORY工房での経験と技術を活かし、日々新たな製造方法に挑戦しています。