「シードルの本場」行ってみた その1
2019/8/10(土)
「シードルの本場」行ってみた その1
投稿日:8月10日
こんにちは。シードル工房準備室の渡部です。
今手狭になったシードル工房を拡大するプロジェクトのリーダーを
やっています。
「なんだかシードルってよく聞くけど、どんなお酒?」
「シードルについて、良く知りたい」
という方が、増えてきているように思います。
そういった方に向け、今回から数回にわたって、「シードルの紹介」を
していきますね。
■目次
2.「シードルの本場」行ってみた ロンドン市内 バラマーケット
1.シードルって何?
言わずと知れた「リンゴのお酒」です。
リンゴのお酒といっても色々ありまして、
あおもりリンゴ酒推進協議会で一緒に活動する日本酒メーカーでは、
仕込み水のかわりにリンゴジュースで割り戻して
リンゴのお酒を造っているところもあります。
(これもおいしいです)
私たちの作っているシードルは、
リンゴ果汁を発酵させた、発泡性の果実酒となります。
(あくまで私の定義です。ご容赦ください。)
よく聞かれるのですが、水は加えていません。
「果汁のみ」を使って、私たちは醸造しています。
私たちのシードルの作り方については、別サイトでご紹介しています。
最後にリンクを貼ってますので、興味のある方は、見てみてくださいね。
2.「シードルの本場」行ってみた ロンドン市内 バラマーケット
さて、今年の5月に私たちは、「シードルの本場」である
イギリスとフランスへ視察に行ってきました。
シードル(英国ではサイダー)消費量は
「イギリスが世界一!」
そこで見たもの、知ったものを紹介しますね。
行ったのは、ロンドン市内の
「BOROUGH MARKET(バラマーケット)」。
バラマーケットは、ロンドン市内のフードマーケットです。
地元の方も観光客も多く訪れています。
そこで、シードル(サイダー)が飲まれている
日常をみたいと思います。
行列必至のロンドンでも有名な
フィッシュ&チップスのお店や
肉屋が経営する行列の
バーガーショップがあります!
(バーガー、おいしかったです。)
ロンドンへ観光に行かれる方にもおすすめです。
見るだけでもワクワクしますよ。
たくさんのシードルが並びます。
ジャケ買いしたくなるようなシードルもありますよ。
「ドラフトサイダー(シードル)」
もありました!
私は、「ミディアム」を頂きました。
当社では「スタンダード」といっていますが、
イギリスでは「ミディアム」なんですね。
写真でご覧のとおり、色は茶色。
濁りがありますね。クリアではありません。
あくまで私の個人的な感想ですが、
イギリスのシードルは、複雑というかクセがあります。
好みは分かれると思います。
ちなみに、青森のシードルは、生食用のリンゴを使っていますので、
フルーティな味わいが多いですよ。
あと、、、このシードルは冷えていません。
イギリスでは常温での提供が一般的です。
「キンキンのビール」になれている日本人にとっては、
こちらも好き嫌いがあるかもしれません。
3.「シードルの本場」行ってみた ロンドン市内 パブ
どのパブにも、少なくとも1-2種類の
ドラフトシードルは、おいてあります。
興味があれば、ぜひ頼んでみて♥
こちらのシードルは冷えてました!
(とはいってもキンキンではないですが)
ラズベリーが入ったものなど
飲みやすいものもありますよ♪
ロンドンの女性は、ビールよりもシードルを
「NATIONAL CIDER PUB OF THE YEAR」
なんて賞もあるようです。
シードルもビールと同じくらい生活に
浸透していますね。
なんとなく、ロンドンでのシードル事情
お伝えできましたでしょうか。
次回は、ロンドンから車で3時間半!!
シードル工場が多くあるHerefordへ
行った時の様子をお伝えしますね。
>「私たちのシードルの作り方」については、
コチラを見てくださいね。(別サイト)