番外編「アップルブランデーの本場」行ってみた その2
2019/9/10(火)
番外編「アップルブランデーの本場」行ってみた その2
投稿日:9月10日
更新日:9月11日(写真差替)
更新日:10月1日(リンク更新)
こんにちは。
シードル工房準備室の渡部です。
だんだん秋が近づき、品種によっては
「令和産 初リンゴ」も
出始めてきました!
青森のりんごは一味も二味も
違いますので、
是非青森にお越しくださいね♪
さて、前回からフランス編へ突入しています。
今までの記事はこちらです。
「シードルの本場」行ってみた その1 ロンドン市内
「シードルの本場」行ってみた その2 Cider Museum
カルヴァドス シャトー見学
さて、カルヴァドス地方のアップルブランデー
「カルヴァドス」を
十分に勉強した後は、
シャトー(醸造所)見学へ向かいます。
もちろん試飲目的♪
こんな感じのシャトーです。
森に囲まれ、
のどかだけど、素敵な雰囲気♡
建物に入ると、
たくさんのカルヴァドスが並びます。
通常のカルヴァドスに加え、
ウィスキー樽で熟成させた
カルヴァドスなどもありました。
ツアーに参加しようと思ったのですが、
あいにく時間が合わず。。。
仕方なく(?)試飲をさせてもらいます。
その中に、
クリスタルデカンタに入った
高そうなカルヴァドスが。
聞けば、40年物!!!
お値段2,250ユーロ!!!!!!
レートにもよるけど20万円以上!
40年と銘打つということは、
ブレンドする中で、
一番若いカルバドスが40年
ということなので、
古いものだと、何十年になることやら~。
このシャトーの設立400年を
記念して作ったそうです。
なんと、
こちらを試飲させてもらいました!
はるばる日本から
来たかいありましたよ!!(感涙)
お味ですが、
濃厚で、複雑で、
でも、角が取れたまろみのある味わいで、
でも、スパイシーさもあり、
ドライフルーツやキャラメルのような香りが
長く漂うといった体験でございました。
ありがとうございました。
ただ、
お酒として、
とてつもなく、
おいしかったのは
間違いないのですが、、
すいません。。
庶民な私は、
財力的にも無理ですが、
濃厚さよりも
フレッシュなりんご感が欲しい気がして
(アップルパイのようなニュアンスはありますけどね)
もう少し若いカルヴァドスのほうが
好きかも。
飲ませがいがない私。
貴重な体験をさせていただきました。
店内には、
カルヴァドスだけでなく、
色々な商品が並びます。
カルヴァドスの
アイス、チョコ、ジュースなど。
お酒を飲まない方も楽しめます♪
実を言いますと、
私たちのA-FACTORYでも、
アップルソーダ
(ノンアルコール)
を使ったオリジナルジェラートや、
こちらは冬季限定ですが、
地元の名店
「シュトラウス」さん謹製
アップルブランデーコンフェクト
(ガナッシュ)
もあります。
(9月現在は、販売しておりません。
冬までお待ちください。)
お酒以外でも楽しんでいただけます。
オススメです。
シャトーの建物の外にはセンサー付きの椅子が。。
座ると、
後ろの画面が変わって、今日の人数が表示されます。
こんな楽しい仕掛けもありました。
さて次回は、シードル編へ戻ります。
フランス ノルマンディー地方の
シードル醸造所へ行きますよ。